綿毛布の寿命は何年?どのくらい持つ?

寒くなってきて押し入れやクローゼットから毛布を引っ張り出す季節になりましたね。
毛布は洋服と違って、何年も同じ毛布を使っている人は多いと思います。

もちろん1シーズンで使えなくなるものではありませんから、数年使っても全く問題ありません。
しかしそもそも綿毛布は何年くらい使えるものなのでしょうか。

綿毛布は寿命を迎えても急に消えてなくなるわけではありませんから使えなくなるわけではありませんが、綿毛布にももちろん寿命は存在します。
長年使っている毛布にはなんとなく愛着が湧くものですが、ざっくり言うと、なんか暖かさがなくなってきたなと感じたら買い替え時期と思っても良いでしょう。

実は毛布の素材によっても耐久性が変わってきますので、寿命も異なってきます。
一般的にアクリルやポリエステルの毛布の方が、寿命は長いと言われています。

天然繊維のように水分や湿気を吸い込まないので、素材が劣化しにくいのでしょう。
特にアクリル毛布なんかは10年以上使えます。

使い方やお手入れの仕方によっては、15年から20年長持ちするとも言われています。
もちろん汗や皮脂などが付着して汚れてはきますから、寿命が来ていなくても、洗濯やクリーニングに出しても汚れが落ちなくなった場合は、買い替えを検討しても良いでしょう。

いずれにせよアクリル毛布は高寿命で、コスパの良い毛布といえるでしょう。
化学繊維であるため、虫食いの心配もありませんね。

一方で綿毛布ですが、こちらも使い方やお手入れの仕方にもよって前後しますが、平均で3年くらいですね。
同じ天然繊維であるウールやシルク、カシミアなんかもこれぐらいの寿命になります。

もちろん寿命が過ぎても使えないことはありませんが、機能性は低下していきます。
保温性が低下して暖かくなくなってきたり、毛羽立ってきたり、起毛がへたってきたりして、肌触りが変わってきたと感じやすい年月がそれくらいということです。

特に綿毛布は天然繊維ですので、汗を吸い込んだり、皮脂やフケなどが付着すると、繊維が劣化してくるのです。
もちろん掛け布団の上に掛けて使うなど、肌に触れないように使用すれば、寿命は伸びますが、せっかくならお肌に近い位置で使いたいですよね。

お手入れを怠って、付着した汗や皮脂をそのままにしておくと、寿命はどんどん短くなってきます。
もちろんダニや雑菌も繁殖しやすくなりますよね。

そのような状態の毛布が肌に触れたり、ダニや雑菌を吸い込んでは健康を害してしまうこともありますので、清潔にしておきたいものです。
綿毛布は天然繊維の中でもお手入れしやすい毛布ですので、ご自宅で洗濯も可能ですので、1シーズンに1、2回は洗濯するようにすると良いでしょう。

一般的にはネットに入れておしゃれ着洗いに使われる、中性洗剤で洗うことが多いと思います。
綿毛布によって洗濯方法が違うこともありますので、詳しいお手入れの方法については、綿毛布についているタグを見て、洗濯表示を確認してみてください。

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