
綿毛布の洗濯頻度はどのくらい?洗濯方法は?
毛布の洗濯ってあまりしないですよね。シーズン終わりにクリーニングに出すくらいではないでしょうか。
一般的な毛布はもちろんそれぐらいの頻度で良いと思います。
洗いすぎると素材が傷んだり、毛並みがボサボサになって風合いも変わってしまいます。
しかしながら綿毛布の場合はもう少し洗う頻度を増やした方が良いでしょう。
ウールやシルクなどの毛布は基本家で洗えませんので、クリーニングに出すことになります。
しかし綿毛布は他の素材の毛布と違い洗濯機で洗えるのでお手入れは比較的楽です。
羽毛布団は基本洗わないですからね。
羽毛布団の下で綿毛布を使えば羽毛布団も汚れにくいので、安心です。
綿毛布は1シーズンに1、2回は洗濯することをおすすめします。
つまり1、2か月に1回は洗うということです。
そして洗って完全に乾かした後に押し入れにしまうようにしましょう。
干すときは素材が傷まないよう風通しの良い場所に湿度の低い日に日陰に干すと風合いが長持ちします。
また乾かない場合は竿を2本用意し、M字になるようにして干すと風が通りやすくなるので、乾きやすくなります。
また収納するときは、天然素材なので虫食いが心配であれば、防虫剤を一緒に入れておいても良いでしょう。
綿毛布の洗濯頻度が多いのはなぜかというと、綿は吸湿する分湿気を吸い込みやすいですし、汗や皮脂も吸着しやすいからです。
特に梅雨時期や夏場使用している方は、綿毛布も汚れやすいので、ダニや雑菌が繁殖しないよう頻繁に洗ってください。
ダニが繁殖すると吸い込んだり、皮膚に触れてアレルギーも心配です。
皮脂や寝汗が付着しているとベタベタして気持ち悪かったり、ニオイの原因にもなったりしますし、そもそも暖かさが半減することもあります。
ダニや埃は掃除機などで吸い込むこともできますが、生地が傷んだりします。
特に吸引力の強い掃除機などは使わない方が良いでしょう。
また天日干しで殺菌することもできますが、紫外線で生地が傷んだり、水分が飛びすぎて綿がパサパサになるので、肌ざわりも悪くなります。
ですから少し面倒ですが、洗濯するのが一番です。
もちろん洗濯するときは洗濯表示をしっかり確認し、それにしたがって洗うようにしましょう。
基本的にネットに入れて中性洗剤を使用して、弱水流で洗うタイプが多いかと思います。
もちろん心配な方はクリーニングに出してもよいでしょう。