
羽毛アレルギーの症状とは?羽毛ふとんは使えない?
冬になると羽毛ふとんやダウンジャケットを使う人が増えますね。
羽毛アレルギーの人は注意しなければなりません。
症状としては色々ありますが、熱が出て風邪っぽくなったり、痰を伴わない乾いた咳が出たり、息苦しくなるなどの症状が出る人もいます。
風邪とよく似ていますし、風邪をひきやすい季節なので紛らわしいですが、羽毛アレルギーの可能性もあるので注意しなければなりません。
風邪薬を飲んでも一向に症状が良くならないのであれば、羽毛アレルギーかもしれませんね。
鳥の羽毛にはブルームと呼ばれるたんぱく質が含まれ、これを吸い込むことで炎症などのアレルギー反応が起きることがあるようです。
いままでは平気でも急に発症することもあるので油断は禁物です。
羽毛ふとんやダウンジャケットの使用が増えるこの季節に症状が出る人も多いようです。
対策としてはステロイド薬を使用したり、抗原となる羽毛との接触を回避することです。
羽毛ふとんやダウンジャケットを使用しているなら、使用を控えたり、廃棄するようにしましょう。
なお自分は鳥アレルギーだから羽毛ふとんも使えないと考えてしまうかもしれませんが、そういうわけでもありません。
鳥アレルギーでも羽毛ふとんを使用していて何の症状も出ない人もいるからです。
というのも羽毛ふとんは羽毛が飛び出さないように生地にダウンプルーフ加工をしているため、そもそも羽毛を吸い込まないため、アレルギー症状が出ないからです。
ダウンプルーフ加工とは高密度に織られた生地を高温のスチームをかけながらローラーすることで生地の間の目と呼ばれる隙間を塞ぐ加工のことをいいます。
国内のほとんどの羽毛ふとんはこのダウンプルーフ加工がされているので、使えることがほとんどです。
もちろん生地がもろくなって羽毛が飛び出るようになれば、アレルギーを発症することもあるので、そのときは買い替えをご検討ください。